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Q1.目指したきっかけ
私が中学生の時、心臓が悪いと言われている友人がいました。その友人と修学旅行中に心臓外科医になって将来治療してあげると約束したことが最初のきっかけです。その友人は病院で会った他の患者さんなどにも将来私が治してくれるからそれまで頑張ろうと励ましている、という話もしており心臓外科医になる決意を強くしました。幸いその友人は投薬のみで現在も手術することなく過ごしていますが、今でも時折連絡を取り合っています。
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Q2.やりがい
私は心臓血管外科医なので治療が命に直結します。判断の遅れで患者さんの命が危険にさらされる時もあります。逆に私の判断、処置で患者さんを救えたと感じられる瞬間もあります。この患者さんを救うことができたと感じることは他の職種では味わうことのできないやりがいであると考えています。
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Q3.大変だと感じること
今はチーム医療の時代です。自分一人では治療はできません。他職種の方とコミュニケーションを取る必要があり、医師はリーダーとしての役割を求められます。時に自分よりも年上の方や経験が豊富な方に指示を出さなければならない時もあります。その役割に苦労することや大変な思いをすることもありますが患者さんの命を救うために頑張らなければと思っております。
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Q4.心がけていること
私はなんでも話しかけやすい医師を心がけたいと思っております。患者さんについてコメディカルの方が聞きたいことがある時、話しかけづらい医師では治療に問題をきたす可能性があるからです。また患者さんにとっても話しかけやすい医師であれば詳細な症状などを問診することができ、治療に役立つと考え、話しかけやすい医師でいられるよう心がけております。
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Q5.今後の目標
私は釧路という北海道の地方都市で勤務しております。札幌や旭川へのアクセスの悪さもありますのでできる限り釧路で医療を完結することができる、道東の心臓外科を支える存在になれたらと考えております。
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Q6.メッセージ
医療の現場は責任も重く、とても大変であることは間違いありません。しかし患者さんのためにより良い治療を考える仲間は一人でも多い方が良いに決まっています。どうか一緒により良い医療のために働きましょう。お待ちしております。
釧路・中標津・根室
釧路孝仁会記念病院
医師
2023年入職
K.D