スタッフ紹介
札幌
発寒リハビリテーション病院
リハビリ技士
2023年入職
Y.T
  • Q1.目指したきっかけ

    私が理学療法士という職業を知ったのは、中学3年生の時でした。サッカーに打ち込んでいた私は腰椎分離症という病気を患い、約9ヶ月間、運動が禁止となり、腰に装具をつけてリハビリテーション治療を受けていました。その時、担当していただいた理学療法士の方は、私が高校へ進学しサッカーを続けるために、必死に治療に取り組んでくださいました。おかげで高校ではサッカーを続けることができました。高校3年生の進路を決める時に「私も理学療法士になり、誰かの役に立つ仕事がしたい」と思い、理学療法士を目指しました。

  • Q2.やりがい

    理学療法士として働く中で、「一人で立つことや歩くことができず、家に帰ることができない」患者さんや「復職や社会復帰をする事ができない」患者さんが多く来られます。そのような方々を治療し、自宅復帰や社会復帰することができた時は、非常に喜びを感じる瞬間です。また、良くなった患者さんを見たご家族様が嬉しそうにされているところを見ると、「頑張ってよかった!次も頑張ろう!」と思え、やりがいを感じます。

  • Q3.大変だと感じること

    リハビリテーションは治療であり、治療の効果は量と強度に依存します。患者さんは一人一人、疾患や病態が異なります。それらを考えた上で、可能な限り高負荷・高強度の運動を行うことが有意義な治療と考えています。そのため、医学的な知識を身につけ、治療の技術を磨くことが非常に大変であると感じています。

  • Q4.心がけていること

    「1歩でも、1mでも長く歩かせてあげたい」、「何か一つでも患者さん自身でできることを増やしてあげたい」という想いを持って治療することを心掛けています。それぞれの患者さんについて、朝起きてから夜寝るまでの生活に必要な動作を考え、どのような治療をするべきかを考えています。また可能な限り高負荷・高強度の運動を行うことで、患者さんの機能を最大限に引き上げ、活動を育むことを意識して行っております。

  • Q5.今後の目標

    私の今後の目標は2つあります。1つ目は、今まで以上に患者さんと向き合い、少しでも良くできる理学療法士になることです。理学療法士として、まずは目の前の患者さんのことを考えて職務に励みたいと考えています。2つ目は、後輩への教育についてです。まずは一人の社会人として自立できるようにサポートしていきたいと考えます。また、臨床的なことについても、私が今まで患者さんから経験したことや先輩から教わったことを後輩へ伝えていきたいと考えております。

  • Q6.メッセージ

    私はそれぞれの専門職がプロフェッショナルとして、患者さんに少しでも良くなってもらうために、常に何が出来るかを考え、治療を行える医療人でありたいという想いのもと、リハビリテーション医療を提供しております。まずは、「目の前の患者さんを良くしたい!」という想いのある方と一緒に働きたいと考えています。